2014年12月29日月曜日

豊橋鉄道渥美線

今日は家の近所の植物園に行きたくて、弁当を作ってはりきって行ったところ、年末の休園日でした。弁当を家に帰って食べるのは寂しすぎたので、予定を完全に変更し、豊橋鉄道渥美線に乗りに行きました。

営業キロ(片道): 新豊橋~三河田原 18.0km

渥美線の特徴: 渥美半島に咲く花々をモチーフにした10種類の車両(カラフルトレイン)が走っている。
1924年開業。今年(2014年)で開業90周年。

鉄道会社のHP: http://www.toyotetsu.com/atsumisen/

渥美線で使える1日フリーきっぷは1100円です。新豊橋~三河田原間の往復は1040円なので、フリー切符で好きなだけ乗り降りするほうがよいのではないかと思います。

フリーパスのデザインは、かなり凝っています。カラフルトレインに描かれている10種類の花についての説明も入っています。




今年は開業90周年で、スタンプラリーもやっています。スタンプは駅構内のスタンプ台で押すのではなく、カラフルトレインのうち5種を乗り降りして、社内を巡回している車掌さんに押してもらいます。スタンプを5つ集めると、カラフルトレインのオリジナル缶バッジ(全15種類くらいありました。)が2つもらえます。


スタート地点の新豊橋駅です。



まず最初に乗ったのは、「つつじ号」です。


ドアまでつつじ色。


運転席。


車内。


扇風機完備。


まずは、終点の三河田原まで行ってみました。


動物園で食べようと思っていたサンドイッチ。田原で食べることになるとは・・・。


折り返しの列車は「ばら号」です。


車掌さんにスタンプラリーのスタンプをいただいたら、すぐ次の停車駅で降りるを繰り返して、スタンプを集めました。これは三河田原駅から2つ先の豊島駅の風景です。




列車は15分間隔で運転しています。次の列車は「ひまわり号」です。


ひまわり号の車内は、つり革もシートも青いです。


このあと、「桜号」に乗り、最後は「椿号」で新豊橋駅に戻ってきました。




スタンプが集まりました。


こんな缶バッジをいただきました。ついてきてもらった夫とともに、乗った列車のバッジを選びました。


さて。
私が豊橋に行くとつい食べてしまうのが、「ボンとらや」という地元豊橋のお菓子屋さんの「ピレーネ」です。味はバニラ、抹茶、ストロベリー等で、季節限定でメープルやマロン等があります。写真左がバニラ、右がメープルです。価格はひとつ税込139円〜166円(味により異なります)です。安っ。


安いですが味は確かです。スポンジはしっとりふわふわ、クリームも甘さ控えめでしっかり入っています。絶対に某コンビニのバニラロールケーキよりも美味しいと、私は勝手に思っています。


ちなみに、豊橋駅の駅ビルでは、ヤマサのちくわが朝7時から買えます。早朝の出張や旅行でも安心ですね。


後日。仕事でまた、豊橋鉄道渥美線に乗りました。前回は乗れなかった、菜の花号です。まさかの車内まで黄色!でした。









2014年12月21日日曜日

Gløgg(グリュック)をつくろう!

Gløggは、デンマークはじめ北ヨーロッパで見かけられるクリスマスの飲み物です。ワインをスパイスやナッツ、フルーツ等といっしょに温めたドリンクで、身体がとても温まります。

最近は日本でも「グリューワイン」という名で、ドイツあたりからの輸入品が買えます。しかし市販品より手作りの方が断然香りがよく、甘さも調節できるので、私はスパイスが手に入ると手作りします。

今年は11月にデンマークに旅行に行き、スパイスを手に入れたので、ひさびさに作ってみました。

【材料】
•スパイスいろいろ:握りこぶし1つ分くらい
これはデンマークのMill&Mortorというブランドのものです。コペンハーゲンのMagasinデパートのデパ地下に売っています。1000円くらいです。高いです。
もう少し安いものなら、デンマークの薬局(Apotek)にあります。

•ワイン:1.5リットル
安いのでいいと思います。これは1本500円くらいです。

•ドライフルーツ:適当
私はこれらを全て入れましたが、味見の結果、レーズン1袋だけで十分だと思いました。

•ナッツ:適当
クルミとアーモンドとカシューナッツがあったので、適当に刻んで入れました。完全に粉状に砕いてしまうと、舌触りのよくないドリンクになります。
おつまみのナッツは塩がまぶしてあることが多いので、予め水洗いで塩抜きします。
カシューナッツはやめたほうがよいです。ワインがしみこむとやわらかくなって食感がよくないです。クルミとアーモンドだけにしたほうが賢明です。

•リンゴジュース:300ml
安いのでよいと思います。

•砂糖:好みの甘みになる量
•ラムかブランデー:香りづけに少々

【作り方】
注)Mill&Motorsのスパイスに同封のレシピの作り方を参考に、一部我流アレンジを加えています。

1) スパイスを出汁パックに入れ、リンゴジュースに10分ひたす。

2 )スパイス、ひたした後のリンゴジュース、ナッツ、ドライフルーツ、ワインを鍋に入れて、かき混ぜながら弱火でゆっくり温める。この時、絶対に沸騰させない。

3 )40分くらいかき混ぜたら、砂糖を加えて好みの味に仕上げる。最後に香りづけのラムかブランデーを加える。

完成。







2014年11月22日土曜日

新婚旅行(デンマーク編・後編)

2014年11月15日~24日の10日間で、新婚旅行に行ってきました。
この旅行では、デンマークの私がかつて住んでいたところへ、お世話になった人々に結婚報告と夫の紹介をかねて会いに行きました。

デンマークでは、私の知人友人に会いまくる日々で、私は久々に皆に会えてうれしくてしかたなかったですが、夫を疲れさせてしまったかなと思いました。しかし夫は、私の歩んできた軌跡を知ることができてよかったと言ってくれてうれしかったです。また、私にとっては懐かしい、北ユトランドののんびり(時々荒れ狂っていますが)した自然の風景や、クリスマスのシーズンのチボリ公園等コペンハーゲンの名所を、夫に紹介し、一緒に歩くことができたこともよかったです。

旅の日程
<デンマーク編・後編>
11月22日 コペンハーゲン観光、友人宅訪問 
11月23日 午前中にコペンハーゲン観光とショッピング、夕方に日本行きの便に搭乗
 
11月24日 日本帰国

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11月22日

ホテルの朝食をがっつり食べて、午前中はFrederiksbergに住む友人Hさん宅を訪れました。Hさんは、私が大学生だった2001年に卒論研究で初めてデンマークに短期滞在したとき、お世話になった人です。当時、HさんはBさんと夫婦で農場を経営していました。私の帰国後、ほどなくして子どもも生まれ、私が長期でデンマークに住んでいた時にはこの夫婦のところへも時々遊びに行っていたのです。ところがある時離婚し、農場も手放し、子どもはBさんと共同で育てつつも、Hさんは理学療法士の勉強をしにイギリスへ・・・現在に至り、新しいパートナーと暮らしている、という、なかなか驚きの人生を歩んでいる人です。

夫も、保守的な人から比べるとなかなか驚きの人生を歩んでいますが、夫はHさんと話を聞いていて、人生何が特別ということでもなく、自分が納得していれば周りの人の人生と比較することはないのだと思えたようです。

子どもたちもすっかり大きくなっていました。この日はたまたま上の子の誕生日パーティの日だとHさんから聞いていたので、私はプレゼントに日本のお菓子詰め合わせを渡してきました。


お昼前にコペンハーゲンに戻り、夫がお昼ごはんはスウェーデンでハマった鶏のサラダ系が食べたいと言うので、セブンイレブンで購入しました。さらに夫がクリスマスビールも飲んでみたいと言うので、昼間からデンマークのクリスマスビールの定番"Tuborg Julebryg"を飲んじゃいました。11月下旬~クリスマスの時期だけ飲むことができるビールです。
 
 
午後はまず、ニューカールスベア美術館へ行きました。Carlsbergビール創始者の息子が寄贈したコレクションが展示された美術館です。展示品も見ごたえありですが、中庭も雄大な植物園のようで、ずっとここにいたくなってしまいました。

 
 
夕方、クリスマスのイルミネーションで華やぐチボリへ行きました。私はチボリへ何度か行ったことがあります。特別何かが目新しいわけではないのですが、なんとなくかわいらしくてノスタルジックな雰囲気があふれていて、何度行っても飽きずにまた行ってしまいたくなるのです。夫もこのかわいらしい雰囲気をとても気に入っていました。


 
 
チボリでグリューワイン(Gløgg)を買ったとき、飲み物を注いでもらったプラカップ。こういうところが、いちいちかわいらしくて大好きです。思わず洗って持って帰ってきてしまいました。
 
 
夜は、コペンハーゲン近郊にお住まいの友人IさんとEさんと食事しました。ブログが縁で仲良くなったおふたり。私がデンマークを離れても、日本で会ったり、デンマークで会ったり、今もご縁が続いていること、ふたりに夫を紹介できたことをとてもうれしく思いました。
 
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11月23日

早朝から、ランゲリニエ公園→王宮→ストロイエでショッピングと、飛行機搭乗前の最後の観光を楽しみました。

コペンハーゲンに行ったら、これは見ておかないとね。小さくてがっかりしてもね。


 王宮。旗が立っているので、女王が中にいらっしゃったようです。
 
 
かつて童話作家のアンデルセンが住んでいた家。



クリスマスシーズンだったため、日曜でもストロイエの店がほとんど開いていたので、とてもラッキーでした。普段だと日曜は店が閉まっていて、ショッピングができないのです。以下、自分たちのお土産として買ったものです。

アナ雪のDVD(デンマーク語版)

ittala タイカシリーズのクッキー缶


ittala タイカシリーズのカップ&ソーサー
 
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11月24日

日本帰国。ハードスケジュールでしたが、行き慣れている場所だったので、夫の要望にもできるだけこたえてあげることができましたし、会いたかったたくさんの人に会うことができて、とても幸せな新婚旅行でした。