2015年11月23日月曜日

レスーソルト(Læsø Salt)

レスーソルト(Læsø Salt)をご存知でしょうか。
レスーソルトは、デンマークのレスー島(Læsø)にて、中世以来の昔ながらの製法で作られている海塩です。

製塩所(Læsø saltsyderi)はこんなところです。

この袋に入っているのがレスーソルトです。袋がおさまっている容器は、塩入れです。デンマークでは、このような蓋のない塩入れがよく使われます。
ちなみにこの容器は、Læsøの近くのTolne 在住の陶芸家Janne Hieck氏 とGregory Hamilton Miller氏の作品です。塩と容器のセットは、製塩所(Læsø saltsyderi)またはTOLNE GJÆSTGIVERGAARD(Janne Hieck氏 とGregory Hamilton Miller氏が経営しているペンション。陶芸アトリエも併設。)で購入できます。



60グラムそこそこで、30DKK (600円くらい)します。高級品。


粗めの粒です。これでおにぎりを握ると、最高に美味しい…。

2015年11月15日日曜日

ツインアーチ138

「ツインアーチ138」に上ってみました。

ツインアーチ138は、一宮市にあるので、「いち」の「み」「や」で全長138mです。先端部分を先につくり、ジャッキで上げて、下の構造を順番に作る「リフトアップ工法」で作られたタワーです。ということは、巨大キノコが生えるようにタワーが建っていったのですね。



タワーの形もユニークですが、展望台の内装センスが斜め上をいっている感じでした。こんなところで岐阜や江南を眺めつつ哲学するとは思いませんでした。

愛の一触れで、人は誰しも詩人になれる。―プラトン


求めてえた愛はよし。求めずして与えられた愛や、さらによし。―ウィリアム・シェイクスピア


愛することとは、ほとんど信じることである。―ヴィクトル・ユゴー


愛は惜しみなく与う。―レフ・トルストイ


むむう…個人的にはこういうセンスは大好きです。

ちなみに、そんな斜め上なセンスのタワーに住んでいるゆるキャラ「いちみん」のシールは、破格の40円です。





2015年11月11日水曜日

本日のいけばな

生花正風体
ネコヤナギ、キク

ネコヤナギは思い通りの方向に矯めて活けます。
矯められる分、ちゃんと正しい方向になるよう矯めてから活けないと、どうにも不恰好になります。真の枝(真ん中の一番背の高い枝)の左隣の枝は、本当はもう少し真の枝の流れにぎりぎりまで沿うように活け、先っぽだけ左にそれるように活けます(その技量がなくてギブアップ)。


1本だけ左側に出ている小枝は、なくてもよい枝です。しかし、この枝をさりげなく入れると、なんとなく全体に広がりが出ます。


2015年11月4日水曜日

文化のみちを散歩

11月のある日、「文化のみち」を散歩しにいきました。

名古屋城から徳川園までの一帯は「文化のみち」と呼ばれています。
この界隈は、江戸期は中・下級武士の屋敷が連なり、明治から昭和の初めにかけては近代産業の担い手となる起業家、宗教家、ジャーナリストなど様々な人が去来し、交流する舞台となった地域です。(文化のみち二葉館パンフレットより抜粋。)
文化のみちについて詳しくはこちら

午前中に思い立ち、午後にふらりと行ったので、今回は白壁地区に絞って散歩をしました。
文化のみち(白壁周辺)へのアクセス→名古屋駅下車、大名古屋ビルヂング北隣のスギ薬局前から出ている市バス基幹2号系統に乗り、白壁バス停下車。南へ徒歩数分。


14時ごろ、市バス停白壁到着。まずは「文化のみち二葉館」へ。この館は日本の女優第一号として名を馳せた川上貞奴が一時期暮らしていた家です。



川上貞奴は、西暦1900年のパリ万博で、世界的に有名になった方だとか。当時は女性へ、アジア人への好奇の目や偏見は相当なものだったろうと想像しますが、そんなものは吹き飛ばすほどの強い女性だったのでしょうか。



屋内は和洋折衷です。立派なステンドグラスから差し込む光に囲まれた部屋もあれば、静かな襖と障子に囲まれた部屋もあります。一部の部屋は貸室として利用できるそうです。



続いて、「文化のみち撞木館(しゅもくかん)」へ。先の双葉館と撞木館は、セット観覧券が安くておすすめです。
撞木館は、大正時代の陶磁器商であった井元為三郎の邸宅です。


こちらも見事に和洋折衷です。洋間の中を抜けていくと、いつのまにやら和室の廊下に続くという、なんとも不思議なつくりです。大正時代には、こういう造りの家がよくあったのでしょうか。
洋館では、カフェを営業しています。


和室では、各種のギャラリーが不定期で行われているようです。この日は呉服屋さん「加寿利屋」主催の「ふれたくなる布展」がひらかれていました。着物の展示即売ではなく、全国各地の紬の着物や着物地に実際に触ってみることができるというイベントでした。説明をしてくださった加寿利屋の旦那さんは着物を粋に着こなしていらっしゃり、私も普段の生活にもうすこし気軽に着物を取り入れたいと思いました。


続いて、「旧豊田佐助邸」へ。
豊田佐助は、自動織機を発明し現在のトヨタの基礎を作った豊田佐吉の実弟です。
正面はレンガ造りに見えますが、木造です。


ここの家も不思議な和洋折衷で、入り口は洋間ですが、奥へ進むといつの間にか和室です。




洋間天井の換気口がお洒落。


2時間強のぶらぶら散歩で、気分もリフレッシュしました。
このあたりは古い洋館を利用したレストラン「Dubonnet」料亭「か茂免」もあり、夜にも訪れてみたいと思いました。

2015年10月7日水曜日

本日のいけばな

自由花
フウセントウワタ、コスモス等

風船みたいなのがフウセントウワタです…。
世の中にはいろいろな植物があるものですね。


先生に、右下に枝を1本いけるアドバイスを受けました。
枝1本で、ぐっと雰囲気が変わりました。



ちなみに、フウセントウワタを割ると、このようになっています。

2015年9月10日木曜日

本日のいけばな

生花正風体
ウンリュウヤナギ、キク

こちらは、オーソドックスないけ方です。


こちらは、先生に教えていただいた、変化形のいけ方です。

2015年8月20日木曜日

本日のいけばな

自由花
パンパス、ユリ、スイートピー

パンパスは、ササの葉のような硬い葉にくるまれています。
そのままだと長い棒のような外見です。

葉をむいて、

むいて、むいて、むきまくると、

このようなフサフサの穂が出てきます。


私はつい葉をむくのに夢中になってしまい、フサフサを全部出してしまします。
葉を残したままのいけ方の可能性を追求し忘れます。
確か数年前にパンパスを扱ったときも葉をむききったなと、フサフサさせてから思い出しました・・・。






2015年7月12日日曜日

祖父も一緒に能登旅行2015(3日目)

祖父や私の夫のゆかりの地である能登へ、昨年に引き続き今年も行ってきました。

3日目は、祖父と大叔母を再びピックアップして、お土産を買って帰路に着きました。

<旅の行程>
7月12日
10:00 ホテル出発 
 ~祖父と大叔母をピックアップ~
10:30 七尾の「能登食祭市場」到着 お土産購入 
 
12:00 大叔母宅到着
13:00 金沢到着 ランチ
 ~自分のお土産購入~
14:30 金沢出発 特急しらさぎ号で名古屋へ


午前中、祖父と大叔母をピックアップしに、大伯父の家に行きましたが、3人とも顔色がよく、得に大叔母と大伯父は明るくツヤツヤしているように見えました。この二人は普段、独りで暮らしていて、ヘルパーさんや家族も時折訪問しているとは聴きましたが、毎日誰かと話すわけではないようでした。心のおけない兄弟同士で話すだけで、こんなに生き生きとするものなのだなあと思いました。

七尾にある道の駅「能登食祭市場」で、お目当ての「もみいか」と、数馬酒造「竹葉 能登大吟」、メギスのいしるを購入しました。もみいかは、祖父おススメの酒のアテで、いかを肝をとらずに丸ごと干したものです。いしるは石川県特産の魚醤(ナンプラーのようなもの)で、イカのいしるが有名ですが、私はメギスのものが好みです。



大叔母を家まで送り、別れも名残惜しいですが金沢へ。ランチは金沢駅の「加賀屋 金沢店」で贅沢にいただきました!

 
 
帰りのしらさぎ号でも3人でビールを飲みながらのんびりと名古屋へ。無事に祖父を家まで送り、夫と私は早速、もみいかと竹葉 能登大吟、そして金沢駅で買った九谷焼のおちょこで晩酌をしました。箸置きもおそろい。


もみいか断面。肝がつまってますな。
 
 
今回も素敵な旅ができました。夫よ、ありがとう。 

2015年7月11日土曜日

祖父も一緒に能登旅行2015(2日目)

祖父や私の夫のゆかりの地である能登へ、昨年に引き続き今年も行ってきました。

2日目は、祖父たちといったん別れて、夫と二人で能登島を周りました。運転は私がメインでした。

<旅の行程>
7月11日
10:00 ホテル出発 
 ~途中、「案山子窯」を偶然見つけて立ち寄る~
11:00 「生蕎麦 槐(えんじゅ)」でそばランチ
 
12:00 のとじま水族館着
14:30 能登島をドライブ
15:30 ホテルに戻って休憩
17:30 和倉温泉街を散策
 ~なぜか白木屋で飲む~


能登島に入ってすぐのところで、偶然、「案山子窯(かかしがま)」というやきもの屋さんを見つけたので、立ち寄りました。同じ表情はひとつとないという招き猫がいたく気に入ってしまい、我が家にも良い出会いや福が招き入れられるように、気に入った表情の猫を2匹買ってきました。


ランチは、夫のリサーチで発見した古民家のお蕎麦屋さん「生蕎麦 槐(えんじゅ)」でいただきました。お庭を眺めながら静かにいただく蕎麦は、やさしい味でした。

 
 
午後はのとじま水族館へ。私は実に30年ぶりに訪れました。30年前には無かった、ジンベイザメが泳ぐ巨大水槽ができていて、しばらくボーっと眺めていました。
 
 
 しっかりとはりつくコバンザメ。




夜は白木屋で食事して、和倉温泉街を散策。街の中に、源泉がありました。自由に卵を温泉につけて、温泉卵を作ってもよいそうで、卵を回収に来る何人かの方にお会いしました。


加賀屋。いつかは泊まってみたい・・・。
 
 
翌日に続きます。